宮古島には、文化的宗教的に立ち入ることができない場所や危険性から立ち入り禁止の場所があると言われています。中でも「神の島」と呼ばれる宮古島の御嶽は入れない場所であることが知られています。今回の記事では、宮古島の立ち入り禁止区域や宮古島について紹介します。
この記事で分かること
- 宮古島の場所と地図情報
- 宮古島で行っておくべき場所の紹介
- 立ち入り禁止区域や文化的制限について
関連記事
宮古島ってどんなところ?
宮古島とは、沖縄県にあるリゾート地として人気の高い島です。白い砂浜や透明度の高い海、また、島の文化や風習、料理も魅力的で、多くの観光客が訪れています。宮古島は大小の島々からなる、南国の楽園ともいえる場所です。海と自然に恵まれ、美しい景色とともに過ごすリラックスタイムを求める方には最適な場所です。
場所について
宮古島は、沖縄県に属する離島で、沖縄本島の南西約300kmに位置しています。この美しい島は大小8つの島から成り立つ宮古諸島の中心的存在で、サンゴ礁の美しい海やマングローブ林、美しいビーチなどがあります。また、日本の南東の位置にあり、すぐ先には台湾があり、中国、香港がある亜熱帯地域にある小さな島です。この島の主要都市である宮古島市は、美しい自然や文化的な遺産、そして素晴らしい海の風景が観光客に人気を集めています。沖縄本島から南西に約290キロの位置にあり、緯度経度は東経125度北緯24度です。
宮古島観光について
宮古島には、サンゴ礁の美しい海やマングローブ林など、手つかずの豊かな自然が満喫できる観光スポットがあります。この島は、人気のビーチが多く、砂山ビーチや与那覇前浜ビーチなど、美しいビーチも人気の観光スポットです。宮古島に初めて行く方は、宮古島、池間島、下地島、伊良部島それぞれの基本の観光スポットを押さえつつ、話題のカフェやアクティビティを組み入れるのがおすすめです。また、宮古島には、宮古島東急ホテル&リゾーツ、ホテルライジングサン宮古島、シギラベイサイドスイート アラマンダなど、リゾートを満喫できるホテルもあります。
歴史について
宮古島には古来歴史を文字で書き残す習慣がなく、室町時代以前は謎に満ちておりよくわかっていないようです。
最も古い記録は1317年、鎌倉時代のことで、宮古島の人が中国の温州に漂着したことが、中国の歴史書に記録されています1。宮古島は、琉球王国時代には、沖縄本島と同様に、中国や東南アジアとの交流が盛んでした。また、宮古島は、戦国時代には、豪族が各地に割拠し、争乱時代を迎えました。平良綾道は、人々の暮らしと宮古島統一に至る物語をたどるコースとして、多くの英雄が歴史を彩ってきた舞台でもあります。
琉球王国支配下になってからは明治の琉球処分が行われるまで琉球王国の中で大きな役割を果たしていました。
第2次世界大戦後、沖縄県が日本に復帰後は宮古島はその美しい海と文化などで観光の島として現在に至っています。
宮古島で行っておくべき場所
宮古島には、訪れた人が必ず楽しめる魅力的な観光スポットが数多くあります。美しい海、豊かな自然、歴史と文化を感じられる場所など、数々の魅力が詰まった宮古島。そんな宮古島で、一体どのような場所を訪れるべきなのでしょうか?宮古島には、必見の絶景スポットやおいしいグルメがあることはもちろん、ローカルな文化に触れたり、自然を感じたりできる場所がたくさんあります。宮古島を訪れる際には、どこに行くかを決めることが旅行の楽しみの一つです。
<与那覇前浜ビーチ>
与那覇前浜ビーチは、宮古島の南西の端にある白砂の海岸で、延長は7 kmに及びます 。地元では単に前浜と呼ばれていましたが、近年はビーチを付して前浜ビーチと呼ばれることが多いです 1。前浜ビーチは、東洋一の砂浜と称される絶景スポットで、美しい景色があるだけでも十分です。また、遠浅で海岸近くにサンゴ礁や海藻などもほとんどなく、透き通ったビーチが広がっています。
<池間島、来間島の海>
池間島と来間島の海は、とてもきれいで「池間ブルー」とも称され、自然豊かな沖縄の海を堪能できます。池間島や来間島の海を眺めるだけでも、心が洗われるような癒しを感じることができます。また、海の中にはカラフルなサンゴや魚たちが生息しており、シュノーケリングやダイビングを楽しむこともできます。さらに、島内には歴史的な建造物や伝統文化を体験できる観光スポットもあり、1日では足りないほどの魅力がたくさん詰まっています。
宮古島と橋でつながっている池間島、来間島の海も素晴らしい美しさです。
宮古島と結ぶ大橋がひときわ美しい景色です。
<伊良部大橋>
宮古島と伊良部島を結ぶ全長約3.5キロの大橋です。
伊良部大橋は、沖縄県宮古島市と伊良部島を結ぶ全長3,540mの橋で、2015年1月に開通しました。
無料で渡れる橋としては日本最長の橋であり、海上をゆるやかな曲線を描いて渡ることができます
伊良部大橋は、宮古島本島から車で伊良部島・下地島・池間島・来間島に渡ることができる、宮古島観光の中でも人気の観光スポットの一つです。
晴れた日には感動的な景色が目の前に広がり、車でこの大橋をドライブすると素晴らしい景色を見ることができます。
<東平安名崎>
宮古島東端に位置する岬です。
太平洋と東シナ海の境目なので、2つの海を一望する絶景が素晴らしい場所です。
東端に位置しているので絶景の朝日を見ることができ、真っ白な灯台も見栄えがする景色です。
<楽園の果実>
來間島にあるカフェ&レストランです。
宮古黒毛和牛を使った料理や直営農園でとれたマンゴーを使った絶品のスイーツが素晴らしいお店です。
その他スポットも旅行サイトじゃらんでも紹介されています。
宮古島の行ってはいけない場所とは?
宮古島は美しい自然や絶景スポットが数多くあり、旅行客に人気のある島です。しかし、行ってはいけない場所も存在します。そこには危険が伴ったり、地元の方々の文化や信仰に配慮しなければならない場所もあるかもしれません。宮古島を訪れる際には、これらの場所をしっかりと理解して、マナーやルールを守って楽しむことが大切です。
立ち入り禁止区域がある?
宮古島とつながった伊良部島には立ち入り禁止区域が存在します。
立ち入り禁止区域は伊良部島の三角点と呼ばれる場所です。
2021年2月から立ち入り禁止の看板が設置されました。
立ち入り禁止の理由は観光客が急増し70メートルの断崖絶壁から転落の危険性が高まっているためです。
三角点とは?
宮古島の三角点の場所は、宮古島と橋でつながった伊良部島の北側にあります。
死亡事故などの噂がありましたので、調べてみましたが、
宮古島の三角点での死亡事故は発生していないようで、宮古島のイグアナ岩での転落事故などの報告はありませんでした。
陸自ヘリの事故があったようですが、「人のようなものが浮いている」との報告があっただけのようです。
宮古島の狩俣は通ってはいけない!?
宮古島の狩俣地区について、通ってはいけないという情報が広まっていますが、実際にはそのようなことはありません。
狩俣地区は、伝統的な宮古島の文化を感じられる場所です。。ただし、住宅地域にもかかわらず、
観光客によるマナー違反が問題視されているため、地元の方々に配慮しつつ訪れるように注意が必要です。
御嶽は行ってはいけない?
宮古島は神の島と呼ばれ、入ってはいけない場所が存在します。
御嶽と呼ばれる場所がそれにあたります。
御嶽は神が降臨する場所とされています。
御嶽は男子禁制であったり、誰も入れない場所であったりします。
ユタと呼ばれる神の声を聴くことのできる女性だけが入れる場所も存在します。
観光で訪れてもむやみに入ってよい場所ではありません。
ユタの方が一緒なら入ってよい場所などもあるので、訪れたときは現地で確認が必要です。
結局のところ宮古島には行ってはいないの?
宮古島に行ってはいけないということはありません。
御嶽のように文化的宗教的に立ち入ることができない場所や、三角点のように危険性から立ち入り禁止の場所はありますがそれ以外は美しい景色や島の文化を楽しむため行ってもよい、できれば行くべき場所です。
まとめ
宮古島についてご紹介してきましたがいかがでしょうか?
沖縄県でも本島から離れた離島であり、美しい海と素晴らしい景色が自慢の島です。
島のグルメや絶景、マリンスポーツなど素晴らしい体験のできる島であることは間違いありません。
ぜひ、一度は行ってみてほしい南国の楽園です。