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塩化マグネシウムを入れた風呂は追い焚き禁止?入れる量などご紹介

塩化マグネシウムを入れた風呂は追い焚き禁止?そう思う方もいるのではないでしょうか。塩化マグネシウムを入れた風呂は追い焚き可能ですが、適切な量を守ることが重要です。

この記事では、塩化マグネシウムの追い焚きの注意点や効果などについて詳しくご紹介します。

猫博士

塩化マグネシウム風呂は追い焚きしてもいいが、注意が必要じゃ!

猫学生

注意点を知っておかないと安心して使用できないですよね。

目次

初めに:塩化マグネシウムとエプソムソルト(硫酸マグネシウム)の違いについて

入浴剤としての選択肢が増えている今、塩化マグネシウムとエプソムソルト(硫酸マグネシウム)は特に人気の高い製品です。しかし、これら二つの成分はどのように違い、それぞれが私たちの体にどのような影響を与えるのでしょうか?

1. 基本的な化学的性質の違い

  • 塩化マグネシウムは、マグネシウムと塩素イオンの結合です。水や皮膚に触れた際の吸収率が高いとされ、その結果、肌のハリや潤いを高める効果が期待されます。
  • エプソムソルトは、マグネシウムと硫酸の結合。この化合物は筋肉の緊張を緩和するのに役立ち、リラックス効果があります。

追い焚きによる大きな違いは塩分の含有量です。
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)は塩分の含有量が少ないため多くの商品で追い焚きが可能ですが、塩化マグネシウムは塩分が含有されているので多くの商品で追い焚きが推奨されていません。
エプソムソルトが追い焚きしても大丈夫だから塩化マグネシウムも大丈夫!は間違いですので注意しましょう。

2. 健康への影響

  • 塩化マグネシウムは、体内のマグネシウム濃度を高め、骨密度の改善、ストレス減少、睡眠質の向上に寄与することが研究によって示されています。
  • 一方、エプソムソルトは、特に肌の浸透性が高く、筋肉疲労や炎症を軽減するのに役立つとされています。

3. 美容とスキンケア

  • 塩化マグネシウムは、肌の潤いを保ち、乾燥や刺激から保護するのに効果的です。
  • エプソムソルトは、皮膚の老廃物を取り除き、体のデトックスを促進する効果があります。

4. 使用時の注意点

どちらの製品も一般的には安全ですが、敏感肌の人や既存の健康問題を抱える人は、使用前に医療専門家に相談することをお勧めします。

塩化マグネシウム風呂の注意点とデメリット

塩化マグネシウム風呂について、注意点を知りたい方も多いのではないでしょうか。
ここでは、塩化マグネシウム風呂の注意点とデメリットについて詳しく解説します。

塩化マグネシウム風呂は追い焚き禁止?

塩化マグネシウム(にがり)風呂について、追い炊きや洗濯は可能ですが、非推奨とされています。これは、塩化マグネシウムは海水を原料に精製された結晶または液体であり、塩(塩化ナトリウム)が約2.5%含まれているためです。一般的なバスソルトや温泉系の入浴剤に比べて風呂釜への影響・リスクは小さいですが、繰り返し使用することで金属の錆や劣化を引き起こす可能性があります。

ただし、にがりの製法には大きく4つの種類があり、塩分が残りやすい製法と残りにくい製法が存在します。そのため、商品によっては追い炊きが可能なものもあります。例えば、イオン交換膜法で精製された「亀山堂 にがり温泉」のような塩分が残りにくい製法で作られたにがりを使用することで、風呂釜や追い炊き機への心配を軽減できます。

追い炊きを行った後は、風呂釜内部や循環孔を水洗いすることで、塩が残らないようにすることが推奨されています。また、残り湯で洗濯をする場合は、すすぎに水道水(清水)を使用することで、にがりに含まれるミネラルが衣類に結晶化しないようにしましょう。

塩化マグネシウムでもエプソムソルトは、追い炊きが可能であり、風呂釜を痛めないとされています。これは、エプソムソルトが硫酸マグネシウムで構成されており、錆の原因となる無機塩であるためです。エプソムソルトは、マグネシウムを含むため、にがりと似た効能が期待できます。

ニチガの塩化マグネシウムは追い炊きができる商品

塩化マグネシウムで風呂釜が痛む理由

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塩化マグネシウムで風呂釜が痛む理由は以下の通りです。

  • 塩化マグネシウムは、海水が原材料であり、塩分濃度が高いため、風呂釜に負担をかける可能性があります。
  • 長期的な利用で風呂釜を痛める恐れがあるとされていますが、痛めないタイプの塩化マグネシウムも存在します。

一方で、硫酸マグネシウム(エプソムソルト)は風呂釜を痛めないとされており、追い焚きも可能です。

エプソムソルトと塩化マグネシウムは、両方ともマグネシウムが含まれていますが、その性質は異なります。エプソムソルトは、マグネシウムの含有量が塩化マグネシウムよりも低いため、風呂釜にやさしいとされています。

塩化マグネシウム風呂を利用する際は、風呂釜への影響を考慮し、適切なメンテナンスを行うことが重要です。また、風呂釜や体にやさしいエプソムソルトを検討することもおすすめです。

マグネシウム風呂のデメリット

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マグネシウム風呂は基本的に安全な入浴方法ですが、いくつかのデメリットや注意点があります。

  • 肌や粘膜への刺激:
    塩化マグネシウムの濃度を過剰にすると、肌や粘膜に刺激を与える可能性があります。特に敏感肌やアレルギー体質の方は注意が必要です。
  • 風呂釜の劣化:
    マグネシウム風呂の使用により、風呂釜が痛むことがあります。
  • 追い焚きができない:
    マグネシウム風呂では追い焚きができない場合があります。
  • かゆみ:
    一部の人にはマグネシウム風呂がかゆみを引き起こすことがあります。

一般的な入浴リスクもあります。健康な人でも、のぼせ・立ちくらみ・脱水・熱中症などの一般的な入浴リスクがあります。また、人によってはピリピリとした刺激を感じることがあります。

さらに、塩化マグネシウム(にがり)は塩分が主成分であり、浴槽を傷める可能性があるため、使用する際には注意が必要です。

これらのデメリットや注意点を考慮して、適切な濃度で使用し、自分の肌質や体調に合わせてマグネシウム風呂を楽しむことが大切です。

塩化マグネシウム風呂の使用方法と効果

塩化マグネシウム風呂って何?効果はあるの?そう思う方もいるのではないでしょうか。
ここでは、塩化マグネシウム風呂の使用方法と効果について詳しく解説します。

塩化マグネシウム風呂の入れる量はどのくらい?やり方は?

塩化マグネシウム風呂に適切な量を入れることは、お湯の量や個人の好みによって異なりますが、一般的な目安として、お湯180~200リットルに対して約15~50gを使用することが推奨されています。

乾燥時期や保湿・保温効果を高めたい場合は、50gほど入れることがおすすめです。塩化マグネシウムの脳語が0.1パーセント以上になると温泉と同じ効果が期待できるようです。

塩化マグネシウム(にがり)風呂の作り方は以下の通りです。

  1. まず、お風呂のお湯を用意します。一般的な家庭の浴槽の容量は約180L〜200Lです。
  2. 次に、塩化マグネシウムを適量投入します。一般的には、お湯約180L〜200Lに対して、塩化マグネシウムを約15g〜50g投入します。ただし、体調や好みにより投入量を調節することも可能です。
  3. 投入した塩化マグネシウムをよく混ぜて溶かします。約30分ほど待ちましょう。
  4. その後、約15分程度浸かります。この時間は目安であり、体調や好みにより調節可能です。

塩化マグネシウム風呂の多彩な効果

マグネシウムは、300以上の酵素反応に関与するとされる体内で極めて重要なミネラルです。このマグネシウムを効果的に補給する方法として、塩化マグネシウムの入浴が注目されています。

また毎日塩化マグネシウム風呂に入ることによって、上記でご紹介した効果がより実感できると言われています。さらに、マグネシウムは皮膚からも吸収できるため、入浴によりマグネシウムを補給できる利点もあります。

1. 血行促進と新陳代謝の向上:
血行不良は、肌トラブルや冷え性の原因となります。塩化マグネシウムは、血管の拡張作用を持ち、全身の血流をスムーズにします。この効果は、特に筋肉の疲労回復や脂肪の燃焼を助けるため、アクティブなライフスタイルを送る方に最適です。また浮力によって筋肉の緊張を和らげ、リラックス効果があります。

2. 神経系の保護とリラクゼーション:
マグネシウムは神経伝達物質の調節に関与しており、適切な量が確保されるとストレスの緩和や睡眠の質の向上が期待できます。

3. 肌と髪の健康維持:
塩化マグネシウムは角質層に働きかけ、乾燥や外部からのダメージから肌を守ります。また、頭皮への栄養供給が促進され、髪の健康もサポート。特に乾燥気味の季節には、その保湿効果が女性から高い評価を受けています。

4. アレルギー対策としての効果:
塩化マグネシウムには、肌のpHバランスを整える効果があり、これがアトピー性皮膚炎のような肌の炎症を和らげるメカニズムとして働いています。既にいくつかのクリニックでの実績が報告され、一部のアトピー患者に明確な改善が見られています。

5. 健康的なデトックスやダイエット効果
マグネシウムは消化系の健康にも寄与することが知られており、塩化マグネシウムの入浴は、便秘の改善やデトックス作用やダイエットにも効果があるとされています。脂肪燃焼効果もあります。

6.静水圧作用:
水圧で体を引き締め、むくみを解消します。

注意点:
個人の体質や健康状態によっては、塩化マグネシウム風呂に適さない場合もあります。最初は短時間の入浴から試し、何らかの異常を感じた場合は速やかに中止し、医師や専門家に相談することを推奨します。

風呂とニチガの塩化マグネシウムについて

ニチガの塩化マグネシウムを使うとさらに効果があると言われています。
ここでは、そんな風呂とニチガの塩化マグネシウムについて、その効果や使い方について詳しく解説します。

ニチガの塩化マグネシウム風呂で追い焚きは可能?

ニチガに電話の確認を行ったところ、追い焚きしても問題がない回答があったというブログも見受けられましたが、ニチガの塩化マグネシウム風呂での追い焚きは、ニチガの塩化マグネシウムにナトリウム(塩)が含まれていないため、その点だけ見ると追い焚きしても問題ないでしょう。

ただし、塩分ではなくメーカーによって入浴剤がNGな風呂釜や給湯器がもあるという問題です。このような風呂釜や給湯器の場合は故障の原因にもつながりますのでご自宅の使用している物の説明書をしっかりと読む必要があります。

ニチガのように商品によっては塩化マグネシウム(にがり)風呂での追い炊き・洗濯は可能ですが、本来塩化マグネシウムでの追い焚きは非推奨であるとされています。これは商品によって異なるため、使用している塩化マグネシウムの製品情報を確認することが重要です。

追い焚きが可能かどうかについては、使用している塩化マグネシウムの製品情報とご自宅の使用している風呂や給湯器を確認し、適切な使用方法を実践しましょう。

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