ストーブの上にやかんは禁止？素材や水など徹底解説

ストーブの上にやかんを置くのは禁止？

ストーブの上にやかんを置くことが禁止されているかどうかは、使用しているストーブの種類ややかんの種類によります。一部のストーブでは、やかんを置くことが禁止されている場合があります。これは、吹きこぼれなどによってストーブ内部に水分が入り込むと故障の原因になる可能性があるからです。

特に上部に穴が多く開いているタイプや円筒状の石油ストーブでは、やかんを置くことが禁止されていることが多いです。そのため、ストーブの上にやかんを置く前には、必ず取り扱い説明書を確認し、ストーブの上に物を置くことが許可されているかどうかを確認したほうがいいです。

また禁止されていない場合でもデメリットやメリットが存在しますので、置くかどうかは考えてから実行するようにしましょう！

ストーブの上に置くのは禁止なやかんの素材

ストーブの上にやかんを置く際に、やかんの素材によって禁止されているケースは一般的ではありませんが、注意が必要です。例えば、アルミ製のやかんは、水に含まれるミネラル成分と反応して腐食が起こる可能性があります。また、ストーブの取り扱い説明書によっては、特定の素材のやかんの使用が禁止されている場合もあります。

ストーブの上に置くやかんの素材として一般的なものには、ステンレス製、ホーロー製、アルミ製などがあります。ストーブの上にやかんを置く場合、おすすめはステンレス製のやかんです。丈夫でサビにも強く、保温性に優れているため、ストーブの上に置くのに適した素材とされています。

ホーロー製のやかんも保温性が高く、デザイン性に優れていますが、熱に弱い場合があるため注意が必要です。

ストーブの上にやかんを置くとどうなる？メリットデメリットについて

やかんをストーブの上に置くのはメーカーなどによっては禁止になっており、またアルミ製のやかんは避けた方がいいことは説明しました。ではやかんを置くときの利点や欠点はどうでしょうか。

ストーブの上にやかんは危ない！？デメリットについて

やかんを置く場合でも、空焚きをしないように注意が必要です。空焚きはやかんが焦げついたり、最悪の場合火事になる危険性があるからです。

また小さな子どもやペットがいる家庭では、やかんをひっくり返してしまうリスクが高まります。そのため、ストーブの上にやかんを置くのは極力控えたほうがよいとされています。

やかん満タンまで水を入れると、お湯が沸いた時に吹きこぼれてストーブ故障の原因になる可能性があるため、適切な水量を保つことが推奨されます

またストーブの上にやかんを置くことは、ストーブややかんの寿命を縮める可能性があります。また、ストーブの熱効率を下げる可能性もあります。そのため、ストーブの上にやかんを置くことは本来推奨されていません。

ストーブの上にやかんを置くと、大量の水蒸気が発生します。これは、灯油1リットルを燃焼させると約1リットルの水が室内に撒かれるためです。この水蒸気は、室内の湿度を上げ、結露やカビの原因となる可能性があります。

ただし、ストーブの上にやかんを置くことにはメリットもあります。

なぜストーブの上にやかんを置くの？メリットについて

例えば、自然とやかんの中のお湯が沸騰して部屋の加湿にもなります。

ストーブの上にやかんを置くことには以下のメリットがあります。

1. 加湿効果: やかんのお湯が沸騰することで蒸気が発生し、室内の空気を加湿。
2. 暖房効果: やかんから発生する蒸気自体が熱を持つため、室内を広く暖める。ただし、部屋の状況やストーブによっては熱効率が落ちることも。
3. 便利性: いつでも沸騰したお湯を利用できるため、調理や温かい飲み物の準備が容易。
4. インテリア効果: ストーブとやかんのデザインやカラーをうまくコーディネートすることで、室内のインテリアとしてもおしゃれで存在感を出すことができる。

ストーブの上のやかんで沸かした水は飲める？

一般的な開放型のガスや石油ストーブは多くの有害物質を放出するとされています。具体的な有害物質としては、一酸化炭素や窒素酸化物、硫黄酸化物などが考えられます。

そのため換気をしなければ部屋の中が基準値の数倍の有害物質が検知されますが、ストーブの上のやかんで沸かした水を飲むことは基本的に健康被害はありませんが、いくつか注意点があります。

まず、やかんの中の水を長時間放置して再度沸騰させると、水道水のカルシウムやミネラルが結晶化して蓄積する可能性があります。これは健康に直接的な害はないとされていますが、味や水質に影響を及ぼす可能性があります。また、やかんを長時間にわたって使用し続けると、水垢が発生しやすくなります。

その他やかんの中の水を長時間放置している場合や、やかん自体が清潔でない場合は、飲用には適さない可能性がありますので、飲料水にする場合はやかんをきちんと洗ってからにしましょう。

またお餅やさつま芋やおでんなども基本的には健康被害はありません。

ストーブの上にやかんが置けるおすすめストーブ

ストーブの上にやかんがおけるおすすめの商品をご紹介します。

サイキングダム

1. デザインとスタイル:
   • レトロでおしゃれな外観、インテリアにも適するデザイン。
   • 一般的な電気ストーブとは異なり、外観は従来のストーブに似ている。
2. 機能性:
   • 360度全方向に暖かい、一般的な電気ストーブとは異なる特徴。
   • やかんを置ける設計、多用途に使える。
   • 切り替え可能な400Wと800Wのパワーレベル。
   • 安全対策として転倒時自動オフ機能と温度過昇防止機能が搭載。
3. コストと効率:
   • 電気代は27円/kWhで、400W使用時は1時間あたり10.8円。
   • 800Wではその倍のコスト。
4. 懸念点:
   • 立ち上がりに時間がかかり、じんわりと温まるタイプ。
   • 明るい部屋では運転中が分かりにくい。
5. メリット:
   • ほぼ無音で空気を汚さない。
   • 安全で、最大状態でも周囲に触れても火傷しない設計。
6. 追加機能:
   • 上部が最も熱くなり、小さめのやかんなどを置くことが可能。
   • 餅などの加熱調理も可能。

ストーブの上に置けるおすすめ商品

野田琺瑯のホーロードリップケットル:

このやかんはホーロー製で、耐熱水性釉薬という特殊なホーロー仕上げが施されています。酸やカルキに強く、丈夫で錆びにくい特徴があります。また、ホーロー製品はカラフルなデザインが特徴で、インテリアとしても楽しめます。

舞楽-アルミケトル 4.0L

このやかんはアルミ製で、軽さが特徴です。大容量で大人数でも使いやすく、表面にアルマイト加工が施されているため、傷がつきにくく耐摩擦性にも優れています。

及源-小鉄瓶 八角 0.8L

このやかんは鉄製で、八角形のデザインが美しいです。鉄製のやかんは熱伝導性が良く、お湯が早く沸くのが特徴です