オキシクリーンは便利ですが、浴槽に使うと浴槽の色が変わってしまうのではないかと心配される方もいるのではないでしょうか。
この記事では、浴槽にオキシクリーンの使用する際の注意点などをご紹介します。
博士。オキシクリーンはタオルのつけおきや掃除に便利ですが、浴槽の色は変化しませんか?
場合によっては変色する可能性があるそうじゃ。オキシクリーンと浴槽の関連について見ていこう!
オキシクリーンと浴槽の相性について
「浴槽の掃除にオキシクリーンを使ってみたいけど、変色しないのかな…」そう思う方もいるのではないでしょうか。ここでは、オキシクリーンの特徴や使い方、注意点についてご紹介します。
なぜオキシクリーンを浴槽に使うと変色するのか?
オキシクリーンは酸素系の漂白剤です。金属との化学反応によって変色が起こることがあります。浴槽にオキシクリーンを使うと変色する理由は以下の通りです。
- 金属との化学反応:
オキシクリーンは発生する酸素と金属が化学反応を起こし、変色を引き起こすことがあります。金属製の浴槽を使用している場合は、オキシクリーンの使用を避けることが推奨されます。 - つけ置き時間の過剰:
オキシクリーンが大丈夫な素材でも、濃度が高すぎたり、つけ置き時間が長すぎたりすると変色の危険があります。金属の変色を防ぐためには、つけ置き時間を守ることが重要です。
変色を避けるためには、以下の注意点を守ることが推奨されます。
- 金属製の浴槽ではオキシクリーンを使用しない。
- オキシクリーンの濃度やつけ置き時間を適切に調整する。
- オキシクリーンかオキシクリーンEXを使用する。
これらの注意点を守ることで、オキシクリーンを使用しても浴槽の変色を防ぐことができます。
オキシクリーンが変色する浴槽種類
オキシクリーンは酸素系漂白剤で浴槽掃除にも使用できますが、誤った使い方によっては浴槽が変色する可能性があります。以下に、変色しやすい浴槽の種類や注意点をご紹介します。
- 長時間オキシクリーンをつけ置きすると、錆びたり、コーティングが剥がれて変色したりすることがある。
- 天然木の浴槽やステンレス製の浴槽は、オキシクリーンを使用する際に注意が必要。
- オキシ液を濃くしすぎると、浴槽が変色する可能性があるため、適切な濃度で使用することが重要。
浴槽掃除にオキシクリーンを使う際は、素材によっては変色や傷みの原因になることがあるため、注意が必要です。適切な使い方と注意点を把握して、浴槽をきれいに保ちましょう。
オキシクリーンの浴槽での効果について
オキシクリーンは、酸素系漂白剤です。お湯に溶かすと酸素の泡が発生し、さまざまな汚れを浮かせて落とすだけでなく、消臭もできる便利な洗剤です。
オキシクリーンの浴槽での効果については以下の通りです。
- 皮脂汚れや赤カビの除去:
オキシクリーンは弱アルカリ性であり、酸性の皮脂汚れや赤カビなどを除去できます。 - タイルの床や目地の黒ずみの漂白:
タイルの床や目地などの黒ずみを漂白できるため、お風呂掃除に活用しやすいです。 - 消臭効果と除菌効果:
オキシクリーンは、消臭効果や除菌効果があり、ニオイや雑菌などもすっきり落とします。 - お風呂のアクセサリーの掃除:
浴槽や床だけでなく、お風呂のイスやシャンプーボトルなどさまざまな部分をキレイにするのにも使えます。
オキシクリーンを使って浴槽の掃除をする際は、適量をお湯に溶かし、浴槽に入れておくことで効果が発揮されます。ただし、オキシ液の残りに注意し、適切な量を使用することが重要です。
オキシクリーンでの浴槽の掃除方法
オキシクリーンを使って浴槽を掃除する方法は以下の通りです。
- オキシクリーンの準備:
まず、オキシクリーンを用意します。粉状の洗剤で、お湯に溶かすと酸素の泡が発生し、頑固な汚れを浮かせて落とす効果があります。 - お湯の量の調整:
浴槽に40度くらいのお湯を追い炊き穴の少し上まで入れます。 - オキシクリーンの量を測る:
洗面器に240グラムのオキシクリーンを入れます。これは日本版計量スプーンで約8杯分に相当します。 - オキシクリーンの溶解:
お湯を洗面器に入れ、オキシクリーンを溶かします。 - オキシクリーンの注入:
溶かしたオキシクリーンを浴槽に注ぎ入れます。 - 追い炊き:
風呂釜の奥までオキシクリーンを通すため、数分間追い炊きを行います。 - 放置:
一定時間(約30分から1時間程度)放置し、オキシクリーンが汚れを浮かせるのを待ちます。 - 排水:
放置した後、排水口の蓋を取り除き、お湯を排水します。 - ブラシでこすり落とす:
汚れが浮いた状態で、ブラシを使って浴槽の汚れをこすり落とします。 - すすぎ:
最後に、浴槽を水で十分にすすぎます。
注意点として、オキシ液が流れないように排水口をしっかり塞ぐことが重要です。また、オキシクリーンの使用量や放置時間によっては、浴槽の表面にダメージを与える可能性があるため、メーカーの指示に従って使用してください。
オキシクリーンの使用注意点
オキシクリーンの使用する際に風呂釜は壊れないか、痛まないか気になりませんか?
ここでは、オキシクリーンと風呂釜の関連性についてご紹介します。
オキシクリーン使用すると風呂釜は痛む?壊れる?
オキシクリーンを使用して風呂釜を掃除する場合、適切な方法で使用すれば風呂釜は壊れないとされています。オキシクリーンを使用する際に、風呂釜が痛まないようにする注意点をご紹介します。
- ステンレス製や木造浴槽の場合、オキシクリーンの強い成分により変色の可能性がある。
また金属製の浴槽には使用しない・ - オキシクリーン使用時は、しっかりとすすぎを行うことが重要。
- 入浴剤の入った残り湯は使用しない。オキシクリーンの成分と反応を起こして、浴槽内を傷つける可能性がある。
- オキシクリーンを直接浴槽に入れないようにする。
- 風呂釜の金属や浴槽の素材によっては、長時間つけることで傷むケースもある。つけおきは長くても一晩ほどにとどめることが推奨されている。
注意点を守り、正しい掃除方法を行えば、オキシクリーンで風呂釜を掃除しても壊れることはありません。ただし、汚れ落ちが不十分な場合は、次の日に再チャレンジすることが良いでしょう。