この記事で分かること
- 空気入れの種類と特徴
- 自転車の空気入れトラブルの原因と対処法
- 各種バルブの空気入れ方とアダプターの使い方
この記事は、自転車の空気入れについて、米式、仏式、英式のバルブの違いや、空気が入らない原因とその対処法、さらには各種バルブの空気入れ方やアダプターの使い方について詳しく解説しています。自転車乗りにとって、タイヤの空気圧は重要なポイントの一つですが、バルブの種類によって空気入れ方が異なるため、是非参考にしてください。
空気入れの米式・仏式・英式の違いって?
違いについて
空気入れの米式・仏式・英式の違いについてお伝えします。
米式は、自動車やマウンテンバイクにも使用されており、耐久性も高く空気漏れが少ないバルブです。
仏式は、タイヤの細いロードバイクで使用されており、バルブが細く軽量なので空気調整が一番簡単です。
英式は、シティサイクルに多く使用されており、構造や取り扱いが一番簡単な分、空気調整の目安
などもございません。
自転車の空気入らない原因は?
パンクが原因の場合
チューブに穴が空いている状態ですので、空気を入れることができません。
すぐにチューブの交換をおこないましょう。
こちらから交換方法を詳しく載せてます。
虫ゴムが原因の場合
虫ゴムは、タイヤの空気注入口に付いているゴムになります。
劣化しやすいパーツなので、定期的に交換しないといざ空気を入れようと思った際に入れることができません。
こちらから交換方法を詳しく載せてます。
バルブが原因の場合
バルブは自転車の空気を漏らさない役割をしている非常に大事なパーツですが、この金具がたまに緩んでいる状態があると勝手に空気が抜けていきます。
そのような時は、金具をきちんと締めなおしてみましょう。
金具を締めても空気が抜ける場合は、虫ゴムの交換などが必要になります。
※虫ゴム交換は上の記事で紹介しております
空気入れの使い方が原因の場合
一般家庭にある空気入れは、地面に置いて空気を入れるフロアポンプ式の空気入れだと思います。手で入れる時は最後までポンプを押しきるように、しっかり下まで押すことが大事です。
そうしないとすぐに空気が抜けますので、短いスパンで再度空気を入れることになります。
自転車の空気入れがはまらない場合
英式バルブの場合、空気入れの先端に洗たくバサミのような挟む部分があるので、そこでバルブのナットの下の部分をしっかり挟んでいないと、空気が綺麗に入りません。
空気入れがはまらない場合は、こちらを確認してみてください。
また、自転車をママチャリ(英式)から、ロードバイク(仏式)に買い替えをしている方は、今までの空気入れですとはまらないと思います。
バルブの形式が違うため、英式から⇒仏式にできる変換アダプターを取り付けてから空気を入れましょう。
英式バルブの空気入れの方法
英式バルブは空気調整の目安などがないので、すぐに空気が抜けることが多いようです。
英式(イギリス式)の空気入れの入れ方
自転車の空気入れが英式タイプの物を使っているけど入らないとお困りの方に、動画と文章で説明しておりますのでご覧ください。
~英式バルブ空気の入れ方~
- バルブについているゴムのキャップを外します。
- 空気入れの先端にある、洗たくバサミの部分をナットの下にしっかり取り付けて、空気を入れる穴にも綺麗に挟まるようにしてください。
- 手押しの場合は、腰や膝を使いポンプの動きと同じように落としながら空気を入れると楽です。
- 指で押しても凹まないくらいまで空気を入れたら、キャップを忘れずに締めます。
その他バルブの空気の入れ方
米式バルブ(アメリカ式)の空気入れの入れ方
自転車の空気入れには、バルブが3種類ありますが、米式タイプで空気を入れた方は少ないと思います。
米式バルブでは、タイヤに記入されている空気圧にしたあとに、空気を入れなければいけませんので、空気入れも空気圧が調整できるものを購入してください。(自転車によって空気圧が違いますので確認しましょう)
ここからは、米式バルブの空気の入れ方について動画と文章で説明しておりますのでご覧ください。
~米式バルブ空気の入れ方~
- バルブについているゴムのキャップを外します。
- 口金を差し込んでロックをしてから空気を入れます
- 空気圧計を見ながら、タイヤに書いてある適正圧の数値まで入れます。(圧力表示には色んな単位がありますので間違えないようにしてください)
- 空気をしっかり下まで押し込んでいれます
- キャップを忘れずに締めます。
仏式バルブ(フランス式)の空気入れの入れ方
自転車の空気入れ方で、仏式バルブではどのように空気を入れるのか、動画と文章で説明しております。
~仏式バルブ空気の入れ方~
- タイヤに記入されている適正空気圧を確認する。
- キャップを外し、先端の小さなネジを緩めていきます。
- 緩めたら一度ネジを押しましょう(プシュという音がでると空気が出ているのでここから空気を入れることができる)
- バルブに真っすぐ空気を入れ差し込んで空気を入れてきます。(空気圧を確かめながら)
- 空気入れを外してネジを締めてからキャップを付けます。
アダプターの使い方
英式バルブの空気入れアダプターの使い方
自転車空気入れの英式アダプターの使い方について、動画と文章で説明しておりますのでチェックしてみてください。
今回は、アダプターの変換方法ではなく、英式バルブのアダプターの使い方ですので、英式バルブの空気入れの方法についてお伝えします。
~英式バルブ空気の入れ方~
- バルブについているゴムのキャップを外す。
- 空気入れの先端にある、洗たくバサミの部分をナットの下にしっかり取り付けて、空気が漏れないようにしましょう。
- 手押しの場合は、腰や膝を使ってポンプの動きと同じように体を動かすと楽に空気を入れることができます。(※指で押しながらタイヤが凹まなければOKです)
- キャップを忘れずに締めます。
フランス式バルブの空気入れのアダプター使い方
仏式バルブのアダプターの使い方や、交換方法について動画と文章でお伝えします。
今回は、仏式から英式バルブに変換(変換)してから空気を入れる方法になります。
~仏式から英式バルブに変換するアダプターの使い方~
- 仏式バルブの空気を抜く(先端の小さなネジを緩めていき、ネジを上から押す)
- 空気が抜けたら、英式バルブの変換アダプターを付ける。
- 空気入れをしっかり固定し、空気を入れます。
- 変換アダプターを外して、先端の小さなネジをしっかり回してください。
- 最後にキャップを被せる。
米式バルブの空気入れアダプターの使い方
米式バルブの空気入れアダプターの使い方について、動画と文章で紹介していきます。
今回は、米式バルブを家庭用空気入れで使用できる変換アダプターを使用する内容になります。
~米式バルブから家庭用の空気入れが使用できる変換するアダプターの使い方~
- 米式バルブのキャップを外します。
- 米式から英式のアダプターを付けます。(英式バルブ=家庭用)
- 家庭用空気入れを取り付けます(空気が漏れないようにしっかり挟みましょう)
- 空気を入れます。
- 変換アダプターを外して、米式バルブのキャップをつけます。
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まとめ
今回は、自転車のバルブ3種類【米式・仏式・英式】の違いから、3種類それぞれの空気の入れ方などについてご紹介しました。自転車の空気の入れ方にお困りの方は是非読んでもらえると嬉しいです。