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ストーブ灯油の消費量「エコモードつけっぱなし」VS「再点火」どっちがが多い?

ストーブの灯油の料金って高いですよね。できるなら消費量を少なくして節約したいと思います。

そんなとき、部屋がぬくもったらストーブをエコモードで常時稼働させる方法と、一旦消して、寒くなった際に再点火する方法を繰り返す場合、どちらが灯油をより多く消費するのかな?なんて考えてことありませんか?

この記事ではそんな疑問を解決できるようご紹介します。

猫博士

部屋がぬくもってきたのじゃ!ストーブ消しちゃうぞ!

猫学生

またつけるよりエコモードの方がよくないですか?

目次

「エコモードつけっぱなし」VS「再点火」灯油の消費量はどっちがお得?

外気温と室内温度の差が大きければ大きいほど灯油を消費します。室内の保温性によって異なりますので、保温性を考慮せずに考えてみます。

ストーブの使用方法を「エコモードつけっぱなし」(部屋が暖かくなった後も継続的に動作)と「再点火」(部屋が暖かくなったら一時停止し、温度が下がると再点火)として比較します。

一般的に、再点火ではストーブが停止している間は灯油を消費しないため、消費が少ないと考えられます。

両方法での初期の灯油消費量は設定温度に達するまで同じです。ただし、再点火では設定温度よりやや高い温度で停止することを想定します。また、エコモードつけっぱなしでは最小燃焼を継続するとします。

問題となるのはストーブの燃焼効率です。例えば、最大燃焼が0.76 L/h、最小燃焼が0.22 L/hの場合、最大燃焼は最小燃焼の約3.5倍の灯油を消費します。

こんな感じで想定をします。

  1. エコモードつけっぱなし: ストーブは部屋が設定温度に達した後も、最小限の火を保ち続けます。
  2. 再点火: ストーブは設定温度より少し高くなると停止し、部屋が冷えると最大の火で再び点火します。次第に火を小さくして、また設定温度に戻ります。

灯油の消費量は以下の通り比較されます:

  • 自動運転=セーブ運転の停止時間+セーブ運転の最大燃焼時間
    つけっぱなしの方が灯油消費量が少ない場合: 停止時間+最大燃焼時間<最大燃焼時間×3.5
  • セーブ運転=最大燃焼時間×3.5
    消したり点けたりする方が灯油消費量が少ない場合: 停止時間+最大燃焼時間>最大燃焼時間×3.5

回答

外気温さを考慮しない場合
  • 10分停止し、最大燃焼が5分の場合:15<17.5、つけっぱなしの方が良い。
  • 15分停止し、最大燃焼が5分の場合:20>17.5、消したり点けたりする方が良い。

つまり停止する時間が長ければ長いほど再点火の方がお得となります。

注意点

ストーブの燃焼効率、部屋の暖まりやすさ(最大燃焼時間)、部屋の冷えにくさ(停止時間)などにより異なります。ですので、部屋が暖まるのに時間がかかり、ストーブを消してもすぐに冷える場合はエコモードつけっぱなしが経済的です。

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