石油ストーブの芯交換は、暖房効率を保つために重要です。しかし、この必要なメンテナンスには費用がかかります。ここでは、その料金について詳しく掘り下げてみましょう。
反射タイプや松型タイプ、煮焚き専用のポータルストーブがあり、それぞれAmazonで1万円~2万5千円くらいで販売されています。種類は様々ですが石油を使ったポータブルストーブとしてご紹介します。
また自分で交換する方法もご紹介をしているので是非参考にしてください。
寒いけどストーブがあたたまらないぞ
博士!芯が消耗していますよ!
石油ストーブの芯の交換料金相場について
石油ストーブの芯の交換料金は、一般的に芯自体の価格と交換作業の料金が含まれます。
コロナストーブやトヨトミのストーブが有名ですが、芯の価格は約2,000円から2,500円程度で、交換作業の料金は3,000円から5,000円程度となっています。したがって、総額としては5,000円から7,500円程度が一般的な相場となります。また点火ヒーターを交換した場合500円程度の金額が発生します。
項目 | 相場料金 |
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芯の価格 | 約2,000円から2,500円程度 |
交換作業の料金 | 3,000円から5,000円程度 |
合計料金 | 5,000円~7,500円程度 |
ただし、これらの価格はあくまで一般的な相場であり、具体的な料金はストーブの種類や修理業者によって異なる可能性があります。また、一部のサービスではストーブの分解整備と一緒に芯の交換を行う場合、芯交換の料金が3,000円と設定されていることもあります。
ただこの値段だともうすこしお金を足せば新しいストーブが買えますので、思い入れの品でない場合は買う選択肢もあったりします。
石油ストーブの芯の交換はどこでできる?業者は?
基本的にはお住いの地域の業者に依頼することになるか、自分での交換になります。
ホームセンターでも石油ストーブの芯の交換を行っているお店があるようですが、コメリやカインズなどの大手ホームセンターでは石油ストーブの芯の交換サービスについて公式サイトにも情報がないため、おそらく提供していない可能性が高いです。
ただし大手ホームセンターは地域の工務店や作業者と繋がっていますので、仲介をしてくれる可能性があります。一度確認してもいいと思います。
またコロナやトヨトミなどのメーカーは修理の受付も行っているので、そちらにお問い合わせしてみましょう。基本的にメーカーでの修理は料金が高くなるので、できるか否か、また料金はいくらなの確認することをおすすめします。ちなみに一部の情報ではメーカーの場合芯込みで8,000~10,000円程かかるそうです。
メーカーでの芯交換料金目安 |
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8,000~10,000円程(芯の料金込み) |
もしくは地域の業者を探すのも手だと思いますが、小さな業者はホームページなどがないため確認が難しいです。
石油ストーブの芯の交換をしないとどうなる?
石油ストーブの芯を交換しないと、下記のような問題が発生する可能性があります。
- 点火が難しくなる
- 火力が弱くなる
まず、芯が劣化すると、点火が難しくなったり、火力が弱くなったりするため、ストーブの本来の性能が発揮できなくなります。また、芯が不良灯油の燃焼によって黒く固く変質すると、着火しなくなることもあります。さらに、水分が芯の中に浸透して残留していると、新品灯油を補給しても芯の先端部まで正常な灯油が上がってこないため、火力が上がらないこともあります。
石油ストーブの芯の寿命・交換時期は?
現代の石油ストーブの芯は、ガラス芯や綿芯など、特殊な布(ガラス繊維)のようなもので作られており、相当長期間酷使しないと減りません。そのため、正しい使い方をしていれば、芯は半永久的に使用できます。
ただし、誤った使用をしてしまうと、物理的に芯が劣化し、交換しなければならなくなることもあります。そのため芯の交換時期については、使用から3年から5年が目安とされています。
また、火力が低下したり、燃焼中の臭いが気になるようなら、それも芯の交換時期のサインとなります。芯の交換を定期的に行うことで、ストーブの本来の性能を取り戻し、快適な冬を過ごすことができます。
自分で石油ストーブの芯の交換について
石油ストーブの芯の交換は自分でもおこなうことができます。基本的な交換手順は、ストーブのモデルによる違いはあるものの、大まかには同じです。
しかし、特定のストーブモデルには特有の手順が存在する場合もあります。例えば、特定の部品の取り外し方や、芯の取り付け方などが該当します。そのため、芯の交換を行う前には、必ずストーブの取扱説明書を確認し、正しい手順を理解してから作業を行うことが重要です。
必要な道具
適合する替え芯、プラスドライバー、はさみ、灯油ポンプやスポイト、作業用手袋、ペンチ、スパナ(8mm)(あると便利)、マイナスドライバー
石油ストーブの芯の種類は非常に重要で、ストーブの性能や安全性を確保するためには、適切な種類の芯を使用することが必要です。(トヨトミの場合はこちらにも記載があるようです)
各ストーブメーカーは、それぞれのストーブモデルに対応する特定の芯を提供しています。例えば、トヨトミやコロナなどのメーカーは、それぞれのストーブモデルに適合する芯を製造しています。これらの芯は、ストーブの燃焼効率や安全性を最大限に引き出すために設計されています。
したがって、石油ストーブの芯の種類は、ストーブの性能や安全性に大きく関わるため、適切な種類の芯を選ぶことが重要であると言えます。適合する芯を選ぶことで、ストーブの性能を最大限に引き出し、安全に使用することができます。
石油ストーブの芯の交換方法
- ストーブの燃焼筒、タンク、つまみを本体から取り出します。
- 本体下部のネジ(4本)を外します。
- 本体キャビネットを前方に傾け、そっとあげます。
- 芯案内筒の根っこ部分のネジを緩め、案内筒リングを取り外します。
- 芯案内筒のボルトをスパナで緩めていきます。
- マイナスドライバーをすき間に入れて、芯案内筒を取り外します。
- ペンチ等を使い、スピンドルを少し引くと筒が抜けます。
- 新しい芯を芯押さえに入れます。
- 芯押えと芯の線を合わせ、シワが出ないように均一になじませます。
- ペンチを使い、芯案内筒をはめます。
- 一度芯を上にあげて、毛並をそろえます。
- きっちりと閉めたら、案内筒リングをはめ込みます。
- ネジを間違えないようにして、元通りになおしていきます。
メーカーが石油ストーブの芯の出し方や交換方法を図解にしてまとめているのでそちらの方が分かりやすいかと思います。是非参考にしてください。※自己責任で交換をしてください
動画で知りたい方はこちら