浴室の換気扇が「ゴー」「ボー」「キュルキュル」「キーン」と異音を立てること、気になりませんか？
ここでは【対処法】浴室の換気扇の「ゴー」「ボー」「キュルキュル」「キーン」などの異音の原因は？その他音もご紹介について詳しく解説いたします。
猫博士今日は浴室の換気扇の異音について調べたぞ
猫学生浴室換気扇で変な音がすることありますよね
お風呂換気扇の異音の原因と解消方法
浴室換気扇の異音の種類と原因・対処方法一覧について、気になる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、浴室換気扇の異音の種類と原因・対処方法一覧について詳しく説明します。
「ゴー」：換気扇内部にホコリ
浴室の換気扇から「ゴー」という音がする原因は、主に換気扇内部にホコリがたまっていることが考えられます。ホコリがたまると、換気扇が回る際にホコリが引っかかり、異音が発生します。
対策としては、まず換気扇の掃除を行いましょう。定期的にホコリがたまっていないか確認し、こまめに掃除をすることが重要です。
「ブーン」：汚れやホコリ
浴室の換気扇から「ブーン」という音がする原因は、主に換気扇のプロペラ部分についた汚れやホコリによるものが多いです。汚れがたくさんついていると羽根の重心がずれ、回転したときに振動して音が鳴ります。このような場合、換気扇をきれいに掃除すれば静かになることが多いです。
換気扇の掃除方法は、換気扇の種類により異なります。昔ながらのプロペラ型の換気扇の場合、ファンの中心についているネジを反時計回りに回すことで緩めることができ、簡単に解体することができます。
レンジフードのシロッコファン型の換気扇は解体が少し複雑で、以下の手順で行います：
- フィルターを外します
- ファンの手前にあるベルマウスという円盤にあるネジを緩めて円盤を取り外します
- ファンの中心にあるネジを取り外します
- ファンが落下しないよう抑えながらネジとファンを取り外します
ただし、掃除をしても異音が直らない場合は、換気扇の故障や経年劣化によるものである可能性もあります。その場合は、プロに修理やメンテナンスを依頼する必要があります。
「シュルシュル」：潤滑油不足
浴室換気扇からシュルシュルという音がする原因は、潤滑油不足のために換気扇のプロペラが乾いた音を発生させることがあります。また、湿気による部品のサビが原因で、サビによるパーツのズレやわずかな隙間が奇妙な音を引き起こすこともあります。
対処法としては、まず潤滑油の塗布が考えられます。換気扇用の潤滑油を購入し、スプレータイプのものを使って塗りましょう。ただし、潤滑油を過剰に使用しないように注意が必要です。過剰な潤滑油は換気扇を稼働させる際にオイルが飛び散り、汚れの原因となります。また、サビが原因の場合はサビ取りを行い、部品の交換や換気扇本体の交換を検討することもあります。
「ウィーン」：経年劣化や部品の錆び
浴室の換気扇から「ウィーン」という音がする原因は、主に換気扇の経年劣化や部品の錆び、モーターの軸のずれや破損などが考えられます。
これらの問題が発生した場合、専門家による修理や部品の交換が必要となることがあります。また、定期的な掃除やメンテナンスを行うことで、異音の発生を予防することができます。
「キュキュキュ」：モーター部分のオイル不足
浴室の換気扇から「キュキュキュ」という音がする原因は、主にモーター部分のオイル不足によるものと考えられます。換気扇を回す回数が多いほど、モーター内部のオイルは減っていきます。
このオイル不足が原因となっている場合、ファンやプロペラを外し、ホームセンターなどで購入できる「長期潤滑油」をモーター回転軸に塗ることで異音は解消されることが多いです。
ただし、モーター部分が錆びている場合は、換気扇の交換を検討することも必要です。
「チチチチ」：モーター部分のオイル不足
浴室の換気扇から「チチチチ」という音がする原因は、主にモーター部分のオイル不足によるものです。換気扇の使用年数が長くなると、モーターの軸部分のオイルが減少し、滑らかな回転が妨げられることでこのような音が発生します。
この問題の対処法としては、モーターの軸部分に潤滑油を注入することが推奨されています。
- 換気扇のファンやプロペラを外します。
- モーターの軸部分に潤滑油を注入します。
- 注入後、換気扇が滑らかに回転するか確認します。
これにより、回転が滑らかになれば異音は解消されるはずです。ただし、一度の注入で改善が見られない場合もありますので、その場合は音がしなくなるまで何度か潤滑油を注入してみてください。なお、この対策が効果を発揮しない場合や、換気扇の使用年数が長い場合は、部品の劣化が原因である可能性もあります。
「ジーッ」「ジィー」：換気扇のモーターやファンが錆びている
浴室の換気扇から「ジー」という音がする原因は、主に換気扇のモーターやファンが錆びていることによるものです。浴室は湿気が多いため、水滴や湿気が換気扇のファンやプロペラに付着し、それが換気扇の中にまで入り込むと、モーター部分が錆びてしまうことがあります。
以下の方法で湿気による錆をある程度防ぐことが可能ですが、使用状況や環境によってはどうしても錆びてしまうことがあります。
- 入浴後3時間以上は換気扇を回す
- 使用後に換気扇の湿気を雑巾で拭く
- 窓を開ける
また、換気扇についたサビは、クエン酸水や重曹水につけることで落とせます。ただし、拭き取るときは傷ができないように優しく擦ることが重要です。しかし、モーター部分が錆びてしまっている場合は、サビを取ることは難しく、早めに新しいものと交換することをおすすめします。
「ボー」：様々な原因
浴室乾燥機から「ボー」という異音が発生する原因は、複数考えられます。
まず、ホコリや汚れの蓄積が一つの要因です。換気扇のフィルターや内部にホコリや汚れが溜まると、ファンに負荷がかかり、正常に回転できなくなることがあります。この場合、フィルターの清掃や内部の掃除を行うことで異音を解消することができます。
次に、モーターの劣化が考えられます。浴室乾燥機のモーターが劣化すると、異音が発生することがあります。特に、モーター内のベアリングの劣化が原因として考えられます。この場合、メーカーに点検・修理の依頼をすることがおすすめです。
最後に、モーターやファンの異常が考えられます。ブレーカーをOFFにして音が止まった場合、浴室乾燥機のモーターやファンに異常がある可能性が高いです。この場合も、専門家に修理を依頼することが必要です。
これらの原因は専門家による診断が必要ですが、異音を放置すると換気機能が低下し、カビの発生原因にもなるため、浴室乾燥機の定期的な掃除やメンテナンスが重要です。
「キュルキュル」：3つの原因
浴室乾燥機から「キュルキュル」という異音が発生する主な原因は以下の3つが考えられます。
まず、汚れの蓄積が一つの要因です。換気扇やファンにホコリや汚れが溜まると、その摩擦により異音が発生します。この場合、掃除を行うことで音が改善する可能性があります
次に、潤滑油の不足が考えられます。換気扇のプロペラには、回転しやすいように潤滑油というオイルが塗られています。この潤滑油が不足すると、「キュルキュル」という乾いた音が鳴ることがあります。対処法としては、換気扇用の潤滑油を購入し、塗ることが推奨されています。
最後に、モーター内のベアリングの劣化が考えられます。モーター内のベアリングが劣化すると異音が鳴り響くことがあります。この場合、自分での修理は難しいため、メーカーや専門業者に点検・修理の依頼をすることが推奨されています。
以上の3つの原因が考えられますが、それぞれの対処法を試しても異音が止まらない場合や、自分での対処が難しい場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
「キーン」：4つの原因
浴室乾燥機から聞こえる「キーン」という異音の原因は、主に以下の4つが考えられます。
まず、汚れによる異音が挙げられます。ホコリや汚れが換気扇に詰まることで、特にキッチンの換気扇は油汚れとホコリが混じり、悪化すると「ゴォー」という音に変わり、騒音の原因になることがあります。この場合は汚れている場合はアルカリ性洗剤や重曹を使用して清掃をすれば解決する場合があります。
次に、プロペラの劣化が考えられます。プロペラ本体にゴミや油汚れが付着し、換気扇が動く際の摩擦によってプロペラが消耗され、劣化が起こる可能性があります。この場合は修理をしなければ直らない可能性があります。
また、換気扇本体自体の劣化も考えられます。長年使用した換気扇は経年劣化が進み、異音を発生させることがあります。通常、設置から10年以上経過すると劣化が顕著になることがあります。この場合は交換をしなければ直らない可能性があります。
最後に、オイルや潤滑油の不足が原因として考えられます。ファンやプロペラを動かすモーター部分の回転軸の潤滑油が不足していると、異音の原因となることがあります。この場合はモーター回転軸に長期潤滑油を塗布することで異音が解消されることがあります。
これらの異音の原因に対する対処法は、具体的な原因や換気扇の状態に依存します。ホコリやオイル不足が原因の場合、自分で対処することができますが、モーター軸のズレや破損、モーターやファンのサビなどが換気扇本体に原因としてある場合は、修理または交換が必要となります。
「カカカカ」：モーターの軸ズレ
浴室乾燥機から「カカカカ」という異音が聞こえる場合、その原因は主にモーターの軸ズレによるものと考えられます。モーターの軸が外れていたり、ずれていることがこのような音を発生させます。
この問題の解決策としては、まずは換気扇の掃除を試みることが推奨されます。特に油汚れが原因で重心がずれた場合は、自分で掃除をすれば解決することが可能です。
しかし、変形や破損が原因の軸ずれの場合、使用をすぐにやめないと換気扇自体の故障につながる可能性あり、自分で修理するのは難しいため、すぐにメーカーや購入店舗、修理事業者に連絡し、早めに換気扇を修理してもらうことが必要です。
「カタカタ」：3つの原因
浴室乾燥機から発生する「カタカタ」という異音の主な原因は、以下の3つが考えられます。
まず、モーター内のベアリングの劣化が挙げられます。ベアリングが劣化すると、モーターの回転がスムーズに行われず、異音が発生します。またモーターの軸のずれや変形が考えられます。モーターの回転軸がずれたり、変形したりすると、「カラカラ」という異音が発生します。この場合は修理をしなければ直らない可能性があります。
またモーター部分がサビていると、異音が発生することがあります。この場合は換気扇についたサビは、クエン酸水や重曹水につけることで落とせます。ただし、拭き取るときは傷ができないように優しく擦ることが重要です。しかし、モーター部分が錆びてしまっている場合は、サビを取ることは難しく、早めに新しいものと交換することをおすすめします。
換気扇の音が大きくなった場合：3つの原因
換気扇の音が大きくなった時に考えられる原因として、プロペラやファンに油汚れやホコリが付着している場合があります。これが原因の場合、掃除をすることが最初の対策となります。掃除は換気扇のカバーを外して汚れが詰まっている部分を清掃することから始めます。
別の原因としてモーターの故障や経年劣化が挙げられます。負荷がかかっている状態や、モーター自体の老朽化によって音が大きくなることがあります。振動による音が大きい場合は、専門家による修理や部品交換が必要になることが多いです。
さらに、オイル不足による異音も考えられます。プロペラの回転部分に潤滑油が不足していると、音が大きくなる可能性があります。この場合は潤滑油を適切に補充することで異音を解消できることがあります。
換気扇の異音の基本的な対処方法
換気扇は、キッチンやお風呂場の空気を清浄に保つ重要な役割を担っています。しかし、日常の忙しさに追われがちな私たちは、これらの小さな家電製品のメンテナンスを見落としがちです。今回は、手軽にできる換気扇の清掃とメンテナンスの手順についてご紹介します。
換気扇の掃除
換気扇を安全に清掃するためには、最初に電源をオフにすることが重要です。そして、換気扇のカバーを慎重に外しましょう。この準備作業が、清掃の効率を高め、事故を防ぐ鍵となります。
フィルターとカバーに溜まったホコリは、掃除機を使って手早く取り除きます。これにより、空気の流れが改善し、換気扇の性能が回復します。
次に、湿らせた布を使い、残った汚れを丁寧に拭き取ります。この工程は、見た目だけでなく、機能維持にも大きく寄与します。
清掃が完了したら、換気扇を元の状態に戻します。正しく組み立てることで、安全に使用を続けられます。
サビ除去
特にお風呂場の換気扇は、湿気の多い環境にあり、サビの発生に注意が必要です。自身で錆を落とす場合は適切なサビ取り剤を選び、素材を傷めずにサビを落とすことができます。
おすすめはバラエティ番組でも紹介されたサビ取り職人です。
潤滑油の使用：浴室換気扇はどこに塗る？
潤滑油は、換気扇の寿命を延ばし、騒音を減らすのに役立ちます。特にモーター部分の軸に注目し、潤滑剤を適切に塗布することが重要です。
結論: 定期的な清掃とメンテナンスは、換気扇の機能を維持し、長期にわたるパフォーマンスを確保する上で不可欠です。今回のガイドが、あなたの家庭の換気扇をきれいに保つ手助けになれば幸いです。
お風呂の換気扇の異音を予防する方法
バスルームの快適性を高めるためには、適切な湿度管理が重要です。特に換気扇の効率的な使用と定期的なメンテナンスが鍵となります。ここでポイントとなるのは、連続運転によって湿気を外に排出し、カビの発生を防ぐことです。そのためには、換気扇を24時間稼働させることが推奨されます。
換気扇のフィルターに蓄積するホコリは、性能低下だけでなく、異音の原因となることもあります。したがって、毎月のフィルター掃除は異音の予防に役立ちます。さらに、定期的な深掃除を2ヶ月に1回程度行うことで、機能を最適な状態に保ちましょう。
しかし、天井付近に設置されている換気扇は掃除がしづらく、見過ごされがちです。汚れが蓄積すると、換気扇の効果はもちろんのこと、浴室全体の清潔さにも影響を及ぼします。そこで、プロの浴室クリーニングサービスの利用が有効です。専門家による徹底的なクリーニングは、換気扇だけでなく、浴室全体の環境を清潔に保ち、快適なバスタイムを提供します。
マンションの風呂の換気扇の異音はどうすればいい？
マンションのお風呂の換気扇が異音を発している場合、自分で触ることは推奨されません。その理由は、換気扇の修理や交換は専門的な知識と技術を必要とするため、素人が行うとさらなる故障を引き起こす可能性があるからです。
また、電気系統の故障の可能性もあり、電気回路に触れる作業は電気工事士の資格が必要となるため、専門の業者に依頼することが必要です。
異音の原因としては、ホコリの蓄積やモーター部分のオイル不足、モーターのサビや軸がずれているなどが考えられます。これらの問題は、換気扇の掃除やオイル注入で解決できる場合もありますが、専門的な知識が必要な場合もあるため、自分で対処するのは難しいかもしれません。
したがって、換気扇の異音が気になる場合は、まずは大家や管理会社に連絡して状況を伝え、専門の業者に修理や交換を依頼することをお勧めします。また、換気扇の寿命は10〜15年とされており、異音が発生している場合は、換気扇が寿命を迎えている可能性も考えられます。その場合も、専門の業者に依頼することが最善の対策となります。