ドアのチャイムが鳴った時、居留守を使って無視することは誰しも経験があるのではないでしょうか。
この記事では、居留守を使うと犯罪になるのかなどについて詳しく解説します。
居留守を使いたいときもあるじゃろう…。
あります…。それって犯罪になるのでしょうか?
居留守は犯罪?
居留守は犯罪になるの?と疑問を思っている方もいるのではないでしょうか。
ここでは、居留守は犯罪になるのかについて詳しくご紹介します。
居留守を使うと犯罪になる?
居留守を使うことが犯罪になるかどうかについては、結論から言うと犯罪にはなりません。急な訪問者に対応する義務はなく、チャイムが鳴ったら応対するかどうかは個人の自由です。
ただし、居留守を使うことによって困る人がいるのは事実です。具体的には、訪問販売で生活を立てている人や郵便や宅配便の配達員に対して居留守を使った場合、商売に影響が出たり、不在票を書く手間が増えたり、再度配達に来なければならなくなります。
特にNHKの訪問に関して心配されることが多いですが、NHKの訪問を無視し続けても犯罪にはなりません。
居留守について
そもそも居留守という言葉の意味を知っていますか?
ここでは、居留守の意味や使い方、その利点と注意点について詳しく解説します。
居留守とは?
居留守(いるす)とは、実際に家にいるのに、不在を装うことです。これは、訪問者や電話に対して家にいるのに不在のふりをする行為で、断りにくいセールスや不審な来客に対しても、居留守を使うことで対処できます。
例えば、出たくないと思う相手がインターホンを鳴らしたときに、相手に自分が家にいると悟られないように息をひそめたり、物音を立てないようにすることが居留守の一例です。
居留守がバレバレな理由4選
居留守がバレバレになる理由はいくつかあります。以下に4つの理由を挙げます。
- 家の中の音が外に漏れることがあるため、居留守がバレる可能性があります。例えば、自転車やエアコンの室外機、テレビや子どもたちの声、家事をする音などが外に聞こえてしまいます。
- 電気メーターの回転が早いと、家の中で電気を使っていることがわかり、居留守がバレることがあります。
- 訪問者がドアスコープを覗き込むことで、居留守がバレることがあります。
- 風呂のガス給湯器の作動音が外に聞こえることで、居留守がバレることがあります。
これらの理由を踏まえて、居留守をバレないようにするためには以下の対策が考えられます。
- テレビやステレオ(ラジオ)など音が出る機械を切る。
- スマホをマナーモードにする。
- 使っている電化製品のすべて電源を切る。
- 物音を立てないように息を潜める。
ただし、居留守がバレたとしても、それが相手に「払う気がない」というメッセージを送ることができるため、スッキリするという意見もあります。
居留守使うやつ絶対やめとけ!危険性とは
居留守を使うことには危険性があるため、やめておいたほうが良いとされています。主な危険性は以下の通りです。
- 空き巣犯の可能性:
もし相手が空き巣犯であれば、居留守を使うことで逆に危険にさらされる可能性があります。 - 訪問者の判断が難しい:
訪問者がセールスやマルチの勧誘である場合、居留守を使ったほうが良いとされていますが、国勢調査などの例外もあるため、訪問者を判断するのが難しい場合があります。 - 電気メーターでバレる可能性:
居留守を使っていることが、電気メーターを見られることでバレる可能性があります。
対策としては、以下の方法が考えられます。
- カギをかけて相手を確認する:
居留守が危険という場合もあるでしょうが、カギをかけて相手を確認してからなら問題ないでしょう。 - 訪問者の見分け方を学ぶ:
無視したほうが良い訪問者の見分け方を学ぶことで、居留守を使う必要がなくなる場合があります。
居留守を使うことには危険性があるため、注意が必要です。しかし、適切な対策を講じれば、問題を回避できることもあります。