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警察が2人で家に来る理由は?ちゃんとした知識で安心しよう

ある日の夕方、突然インターホンが鳴り、ドアを開けるとスーツ姿の男性が2人。
「警察です、少しお話を…」

何も悪いことをしていないのに、一瞬で心臓がドキッとしました。
正直「え、何か事件?」「自分が疑われてるの?」と不安でいっぱい。

そこで落ち着いた後に「警察が家に2人組で来るのはなぜか?」を詳しく調べてみました。
調べてみると、私と同じように「急に警察が来て怖かった」という声はSNSでもたくさん見つかりました。

この記事では 実際の体験談+調べてわかった理由 をまとめます。
同じように不安になっている人の参考になればと思います。

猫博士

突然、警察が家に来たらビックリするのう…。でも、警察にも訪問する理由があるそうじゃ。

猫学生

訪問する理由をあらかじめ知っておけば安心できますね。

目次

注意!!警察を名乗る訪問は「詐欺」の可能性もある

警察が2人で訪問するのは基本ですが、中には 警察官を装った詐欺師 が自宅を訪れるケースも報告されています。

「防犯調査です」「カードを確認させてください」と言ってキャッシュカードや個人情報をだまし取ろうとする手口が有名です。

そのため、警察官を名乗る人が訪ねてきたら、必ず以下をおこなうようにしてください。

  • 警察手帳をドアホン越しに提示させる
    (本物は金属バッジ付き、名前・所属が書かれている)
  • 署名や所属部署をメモする
  • 警察署へ直接電話で確認する
    (110番ではなく最寄りの警察署へ連絡しましょう)

本当に警察官なら、こちらが「確認させてください」と言っても嫌がることはありません。

少しでも怪しいと感じたら無理に応対せず、安全のためにも確認の電話を入れるようにしましょう。

警察が家に突然来る主な理由とは

警察がいきなり訪問してくると「何か悪いことをしたのでは…?」と不安になりますが、多くの場合は事件性のない業務です。ここでは考えられる主な理由を詳しく解説します。

家族や近隣に関する確認

失踪人の聞き込み
行方不明者が出た場合、近隣の家を1件ずつ訪問して「見かけませんでしたか?」と確認します。協力要請の一環なので、基本的には心配する必要はありません。

近隣トラブルの調査
騒音、嫌がらせ、境界争いなどで住民から相談があった際、警察が状況確認のため訪れることがあります。必ずしも「あなたに非がある」という意味ではなく、事実確認のための聞き取りです。

交通事故や事件の関係者確認

事故の目撃情報
近所で交通事故が起きた場合、「何か見ていませんか?」と目撃者を探すために警察が訪ねてくることがあります。

参考人としての確認
事件やトラブルの現場付近に住んでいると、参考人として話を聞かれることがあります。これは「容疑者扱い」ではなく、情報提供をお願いするだけのケースがほとんどです。

防犯活動・巡回連絡

地域安全のための訪問
交番勤務の警察官が、定期的に担当区域の家庭を回って「巡回連絡」を行います。住所・家族構成・緊急連絡先を確認しておくことで、万一のときに迅速に対応できるようにするのが目的です。

防犯指導や広報
最近の犯罪発生状況や、防犯対策の案内を行うこともあります。これも活動の一環で、特に不安に思う必要はありません。

警察が家に2人組で来る理由とは

警察官が自宅を訪れる際、ほとんどの場合は2人組で行動します。これは単なる形式ではなく、明確な理由が存在します。

安全確保のため

警察官が訪問する家は、必ずしも協力的とは限りません。事情聴取や捜査協力のお願いであっても、突然の訪問に驚いた住人が感情的になったり、時には暴力に発展する可能性もあります。

1人だけでは制止できない場面でも、2人いれば相互にサポートし合い、身の安全を確保できます。特に夜間や不審者に関する訪問は、この理由が強く働きます。

客観的な証人としての役割

警察と住人とのやり取りが「言った・言わない」のトラブルに発展することを避けるため、必ず複数で対応します。

例えば、「警察官が威圧的だった」「こんなことを言われた」と住人側が主張しても、もう1人の警察官が証人として事実を確認できる仕組みです。逆に警察官側に不正や不適切な行為がないよう監視する効果もあります。

業務の分担による効率化

訪問時は、1人が説明や質問を担当し、もう1人が記録や周囲の確認を行うケースが一般的です。

例えば、住人への聞き取りを行いながら、もう1人がメモを取り、状況を整理することで正確性が保たれます。

また、現場の安全確認や近隣の観察なども分担するため、より効率よく短時間で業務を進めることが可能になります。

警察官の規律・内部ルール

実は「2人1組で訪問する」というのは多くの警察署での内部ルールにもなっています。これは、警察官自身を守ると同時に、公務中の行動を透明化し、外部から見ても信頼性を高めるためです。

防犯・防トラブルの観点

一部の地域では、警察官を装った偽者による詐欺事件も報告されています。警察が必ず2人で訪問するという習慣は、住民が「本物かどうか」を判断する一つの目安にもなります。

2人組の警察官:服装や訪問時間による違い

警察が訪ねてくるとき、その 服装や訪問の時間帯 から、ある程度どんな目的で来たのかを推測できます。

深夜や休日に「警察です」と訪問があった場合でも、念のため警察署に電話して「本当に警察官が来ているか」確認しましょう。中には悪質な詐欺や空き巣の手口として「警察官を名乗る人物」が来ることもあるからです。

スーツ姿の警察官

刑事課や生活安全課の警察官に多いスタイルです。

  • 事件性のある調査や事情聴取
  • 詐欺、窃盗、暴力事件などの捜査

こうした場合にスーツで来ることが多く、「任意の聞き取り」から「令状を持った訪問」まで幅があります。

私服の警察官

目立たないように行動する必要があるときに、私服で訪問します。

・聞き込み調査(近隣での事件・事故の情報収集)
・内偵調査(容疑者や周辺状況を探る)

突然「私服の2人組」が来ると驚きますが、多くは調査の一環です。必ず身分証(警察手帳)の提示を求めましょう。

朝・昼間の訪問

この時間帯は比較的、通常業務のことが多いです。

・巡回連絡(交番警察官による家庭訪問)
・失踪人や事件に関する聞き込み

特に事件性が強いというわけではなく、日中に住民の在宅率が高い時間を狙って訪れることが多いです。

夕方・夜間の訪問

・事件や事故で関係者確認が必要なとき
・緊急性の高い聞き込み

仕事や学校から帰宅している人が多い時間帯に合わせて訪問するケースもあります。「目撃者探し」などが典型です。

夜中・土日の訪問

これは かなり緊急性の高いケース に限られます。

・事件が発生した直後の聞き込み
・行方不明者の捜索での確認
・防犯上どうしても至急の対応が必要な場合

夜間や休日に突然来られると驚きますが、それだけ状況が切迫していることを意味します。

警察が家に来たときの対応ポイント

突然、自宅に警察官が2人で訪ねてきたら──誰でも不安になりますよね。

「何か悪いことをしてしまったのか?」「事件に巻き込まれているのか?」と慌ててしまい、冷静な対応ができなくなる人も少なくありません。

しかし実際には、警察の訪問は必ずしも事件性があるとは限らず、防犯活動や近隣の聞き込みなど日常業務の一環であることも多いのです。

大切なのは、訪問の目的を正しく確認し、不必要な応対は避けること。ここでは「警察が家に来たときの基本的な対応方法」を詳しく解説します。

すぐにドアは開けない

インターホン越し、またはドアチェーンをかけた状態で対応しましょう。

いきなり玄関を開けるのは危険です。稀に警察を装った不審者のケースもあるため、相手の身元を確認するまでは絶対にドアを全開にしないことが重要です。

慌てず身分証を確認する

まず最初にするべきは、相手が本当に警察官かどうかを確認することです。

・「警察手帳を見せてください」と依頼するのは正当な権利です。
・警察手帳には顔写真・所属・氏名が記載されています。
・一瞬だけ見せてすぐしまおうとする場合もあるので、落ち着いて確認しましょう。

※不審に感じた場合は、訪問を受けながら最寄りの警察署に電話して「実際にその警察官が来ているか」を確認しても問題ありません。

不要な場合は応対を断ってもOK

警察が来たからといって、必ずしも応じる必要はありません。

・任意の事情聴取は、あくまで「任意」であり、強制ではありません。
・「今は対応できません」「弁護士を通して対応します」と断ることも可能です。
・令状がある場合は拒否できませんが、その場合も提示を求めましょう。

無理に話してしまうと、自分に不利な誤解を招くこともあるため、慎重な対応が必要です。


不安があれば記録を残す

後々のトラブルを避けるため、訪問時の情報は残しておきましょう。

・警察官の氏名、所属部署
・訪問理由
・訪問日時、人数

これをメモに残しておけば、万が一のときに役立ちます。
また、不安が強い場合はスマホで音声を録音しておくのも有効です(法律的にも自分の身を守るための記録は可能)。

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