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一般人が防犯カメラを見せてもらう方法はある?開示請求方法や料金など徹底解説

最近、コンビニや個人宅など様々な場所に防犯カメラがありますが、それらは一般人が見られるのかどうか気になる方もいるのではないでしょうか。
今回は、一般人が防犯カメラを見せてもらう方法について詳しく解説します。

猫博士

最近、いろいろな犯罪が増えてるのぅ。防犯カメラも増えてきているが、あれは誰が見られるのか知ってるか?

猫学生

知らないです…。一般の人でも見られるのでしょうか?教えてください!

目次

一般人が防犯カメラ映像を見せてもらう方法について

防犯カメラの映像は、誰が見られるのかということが気になる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、一般人が防犯カメラ映像を見せてもらう方法について詳しく解説します。

一般人や個人が防犯カメラを開示してもらう方法

防犯カメラの映像を一般人や個人が開示してもらう方法は以下の通りです。

  • 映像に映っている本人からの請求:
    防犯カメラの映像は個人情報に該当するため、映っている本人から開示を求められた場合は、法令に基づき適切に開示対応をする必要があります。ただし、本人以外の人物が映り込んでいることが多く、プライバシーの侵害になる恐れがあるため、映っている本人でも安易に全ての映像を見せることは避けるべきです。その人が映っている部分だけを見せるなどして、プライバシー侵害に気を付けましょう。
  • 第三者からの請求:
    開示請求をした人が第三者の場合は、原則的に請求に応じる義務はありません。プライバシー侵害になる恐れがあるため、第三者への開示は基本的には断るべきです。
  • 警察を経由する:
    防犯カメラの映像を開示してほしいと依頼された場合、個人情報保護のため開示はできないと断り、さらに警察を経由してほしいと伝えましょう。警察が関与することで、適切な手続きが行われることが期待できます。
  • 民事事件と刑事事件:
    防犯カメラ映像を見たい理由が民事事件だと思われる場合は開示してもらって閲覧できる可能性は低く、その理由が刑事事件の場合は開示してもらいUSBなどにバックアップさせてもらえる可能性が高くなります。

開示請求があった場合の対応は、誰から請求を受けているかで異なります。適切な対応を行うために、事前に法令や自治体の運用方針を確認しておくことが重要です。

防犯カメラの開示請求とその費用相場

防犯カメラの開示請求に関しては、警察からの請求であっても応じる必要はありません。しかし、基本的には協力するのが望ましいとされています。

警察からの開示請求には「捜査関係事項照会書」という書類が届くため、その書類が届いてから映像を開示するようにしましょう。

防犯カメラの映像開示請求費用相場については以下になります。

  • 発信者情報開示請求にかかる費用は、通常、10万円から30万円ほどとされています。
  • 発信者情報開示請求に要する弁護士費用は、50万円から100万円ほどが相場とされています。
  • 防犯カメラの映像開示請求については、弁護士に依頼する場合がありますが、その場合の費用については明確な情報はありません。
  • 警察からの防犯カメラの開示請求に対応する場合、費用はかかりません。ただし、警察からの開示請求に対応する必要はないとされています。

以上から、防犯カメラの映像開示請求費用は、依頼先や依頼内容によって異なることがわかります。

防犯カメラの映像を見る権利はある?

防犯カメラの映像は、基本的には持ち主(管理者)以外は見る権利がありません。これは、映像が個人情報に該当し、プライバシーの問題が関与しているためです。

ただし、映像を確認したい場合の対処方法がいくつか存在します。

  • 証拠が必要な場合:
    何らかのトラブルに巻き込まれた場合で、証拠が映っている可能性がある防犯カメラの映像を確認したいと思うでしょう。この場合、まずカメラの持ち主や管理者に相談して、映像の閲覧をお願いすることができます。
  • 賃貸住宅や店舗の防犯カメラ:
    賃貸住宅や店舗に設置されている防犯カメラの映像を確認したい場合、映っている本人や住民、お店の常連などであれば、映像を見る権利があると思われることがありますが、実際には持ち主以外は見ることができません。
  • 企業の防犯カメラ:
    企業が防犯カメラの映像を所持している場合、個人情報取扱業者として責任を持って映像を保管しなければなりません。映像の流出や紛失、無断利用によって情報が流出すると、個人情報取扱業者は責任を問われます。

防犯カメラの映像を見る権利がない場合でも、必要に応じてカメラの持ち主や管理者に相談し、適切な対応を求めることができます。ただし、強制的に映像を見せてもらうことはできません。

なぜ防犯カメラの映像を見せてもらえない?

防犯カメラの映像は、基本的に持ち主(管理者)以外は見ることができません。これは、プライバシーの問題が関係しています。
防犯カメラの映像には不特定多数の個人情報が含まれており、勝手な公開はプライバシーの侵害となるためです。

ただし、警察が関与するような事態であれば、警察からカメラの所有者に対して開示請求をしてもらえます。警察が動いてくれるのは、映像を見せてもらうための理由がはっきりしている刑事事件の場合のみです。
あいまいな理由や、個人的な理由では、警察に依頼しても対応してもらえません。

どうしても映像を確認したい場合は、警察に相談し、開示請求を行うことがおすすめです。

特定の場所における防犯カメラ映像の閲覧方法

コンビニやスーパーの防犯カメラは、誰が見られるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
どのようにすれば閲覧できるのか、その方法について詳しく解説します。

⇒マンションの防犯カメラを見せてもらう方法は?についてはこちら

コンビニの防犯カメラを見せてもらう方法はある?

コンビニの防犯カメラ映像を見せてもらう方法は限られています。基本的には、警察からの依頼があった場合のみ、映像が開示されることが一般的です。

コンビニ側に映像を見せる義務はないため、個人が直接コンビニに依頼しても見せてもらえることはほとんどありません。

ただし、弁護士を通じて映像の開示を求めることができる場合もありますが、コンビニ側に見せる義務はなく、開示されるかどうかはコンビニの判断によります。

防犯カメラ映像を見せてもらいたい場合は、まず警察に相談し、必要であれば弁護士に依頼することを検討してください。

イオンやスーパーや町の防犯カメラを見せてもらうことはできる?

イオンやスーパー、町の防犯カメラの映像を見せてもらうことは基本的にできません。防犯カメラの映像は、持ち主(管理者)以外は見ることができないからです。

プライバシーの問題が関係しており、例え映っている本人や、設置されている場所に深い関りがある人でも見ることができません。

ただし、何らかのトラブルに巻き込まれた場合や犯罪が発生した際に、警察や関係者が映像を確認することはあります。
もし映像を確認したい理由がある場合は、適切な手続きを踏んで、管理者や警察に相談することが必要です。

警察が管理する防犯カメラを見せてもらうことはできる?

警察が管理する防犯カメラの映像を見せてもらうことは、一般的には難しいです。防犯カメラの映像は、基本的にはカメラの所有者(管理者)の管理下にあり、他人に見せる義務はありません。

ただし、警察が管理・運用している防犯カメラはごく一部であり、ほとんどの防犯カメラの所有者は一般の人です。
警察でも、他人の所有する防犯カメラの映像を勝手に見ることはできません。

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