網戸に虫が張り付くのはなぜ?対策方法はある?
ここでは、網戸に虫が張り付く原因と対策方法について詳しく解説します。
博士、網戸ってなぜ虫がいっぱい張り付くんですか?
うむ、それではなぜ網戸に虫が張り付くかとその対策を話そうか
網戸に張り付く虫の理由と対策
ここでは網戸に虫が張り付く理由や対策について詳しく解説します。
網戸に虫が張り付くのはなぜ?
網戸に虫が張り付く理由は、網戸が虫を室内に侵入させないためのバリアーとして機能しているためです。
それは網戸が虫を通さずに防いだ結果として虫が網戸に張り付いてしまっているといえます。
網戸に虫が張り付くときの対策
網戸に虫が張り付くときの対策には、以下の方法があります。
- 隙間を埋める:
網戸と窓枠の間に隙間がある場合、隙間テープを使用して隙間を埋めましょう。毛のついたモヘアタイプの隙間テープがおすすめです。 - 虫よけスプレー:
虫よけスプレーで対処しましょう。網戸の虫除けグッズの中では、スプレーが最強で、効果を発揮する対象害虫の種類が多いです。 - 窓や網戸の掃除:
定期的に窓や網戸を掃除しましょう。
これらの対策を実施することで、網戸に虫が張り付くことを防ぐことができます。
絶対に虫が入らない網戸とは?
絶対に虫が入らない網戸とは、以下の特徴を持つものです。
- 網目の細かさ:
虫の侵入を防ぐためには、網目が細かい網戸が効果的です。例えば、40メッシュの網戸は網目の大きさが0.64mmで、非常に細かい網目を持っています。ただし、網目が細かすぎると風通しが悪くなるデメリットがあります。 - 隙間のない設置:
網戸に隙間があると、虫が侵入しやすくなります。網戸の周囲に付着しているゴムパッキンが硬化・劣化して隙間ができることがあるため、定期的にチェックして隙間を防ぐことが大切です。
絶対に虫が入らない網戸を選ぶ際には、網目の細かさと適切な使い方・メンテナンスが重要です。市販の網戸を選ぶ際には、これらのポイントを考慮して、自分のニーズに合った網戸を選びましょう。
網戸に虫が張り付くときの掃除方法
網戸に虫が張り付くときの掃除方法にはいくつかの方法があります。以下に、網戸を取り外さないでキレイにする方法をご紹介します。
重曹水を使った方法 :
- – 重曹小さじ1杯に対して水100mlの重曹水を作ります。
- – 網戸全体に重曹水をスプレーします。このとき、スプレーする網戸の裏側に新聞紙を敷いておきます。
- – 重曹水をスプレーした後、柔らかいブラシや雑巾で網戸をやさしくこすります。
- – 最後に、水拭きをして乾かします。
掃除機と新聞紙を使った方法 :
- – 網戸の外側に新聞紙を貼ります。
- – 内側から掃除機でたまった汚れを吸い取ります。新聞紙が吸引力を助けて、網にたまったホコリなどを効果的に吸い取ります。
濡れたタオルを使った方法 :
- – 掃除用のブラシ(ハケのような形)に、タオルを濡らしてからかぶせます。
- – そのタオルをかぶせたブラシで網戸をこすります。
靴下を使った方法 :
- – 靴下を両手につけ、網戸を外側と内側で挟みます。
- – はさみながらこするだけでほこりを取ることができます。
網戸に集まる虫の種類と対策
ここでは、網戸に集まる虫の種類と対策について詳しく解説します。
網戸に集まる虫の種類とは何か
網戸に集まる虫の種類は以下の通りです。
- – クロバネキノコバエ:
網戸の目をすり抜けて室内に入ってくる虫の中で、主にクロバネキノコバエが見られます。 - – ユスリカ:
クロバネキノコバエと同様に、網戸の目をすり抜けるユスリカもよく見られます。ユスリカは群れを作って飛ぶ小さな虫で、蚊ではありませんが、「カ」が名前に入っています。 - – チョウバエ:
網戸をすり抜ける虫の中には、チョウバエも含まれます。 - – 蚊:
アカイエカ、ヒトスジシマカ(ヤブカ)、チカイエカの3種類の蚊が私たちに身近で、それぞれの体長は4.5~5.5mmで、網戸の網目から室内に侵入することがあります。 - – その他の虫:
小バエ類、アブラムシ類、チャタテムシ類などが大量に発生し、網戸にたかることがあります。
窓に小さい虫がいっぱいいる場合の対策
窓に小さい虫がたくさんいる場合の対策は以下の通りです。
- 隙間をふさぐ:
小さな虫はわずかな隙間からも侵入できます。家の中で気になる箇所は、隙間テープで目張りをして隙間をなくしましょう。 - 網戸の目を細かくする:
網戸を通り抜けることが可能な小さな虫のため、粗い網目の網戸を細かいものに変えるか、網戸用の虫除けスプレーを使用してみましょう。 - 窓をきちんと閉める:
窓はしっかりと閉めて、虫の侵入を防ぎましょう。 - 吸気口や換気扇の対策:
吸気口に網戸用のネットを張る、換気扇は常時スイッチオンにするなどの対策を行いましょう。 - 殺虫剤の使用:
エアゾール式殺虫剤を散布することで、室内に侵入した虫を駆除できます。また、予防的に窓のサッシにスプレーをしておくことで、虫を近づけさせない効果がある殺虫剤もあります。 - ハエ取りリボン:
キッチンなど殺虫剤が使いにくい場所では、ハエ取りリボンを吊り下げておくとよいでしょう。
これらの対策を実施することで、窓に小さい虫が大量発生するのを防ぐことができます。
網戸の目より小さい虫の名前と特徴
網戸の目より小さい虫には、クロバネキノコバエやユスリカがあります。それぞれの特徴は以下の通りです。
- – クロバネキノコバエ:
キノコバエの一種で、土壌中の腐食物などを好みます。網戸の目をすり抜けることができるため、家の中に入り込むことがあります。 - – ユスリカ:
ハエ目・糸角亜目・ユスリカ科に分類される昆虫で、暑い季節になると夕時に大量に戯れる「蚊柱」を作ります。身近なユスリカの種類にはオオユスリカがあり、成虫の体長が6㎜から11.5㎜とユスリカの中では最大種になります。ユスリカは網戸の目や隙間から家の中に入り込むことがあります。
これらの虫は、網戸の目が1.15mmの一般的な住宅用網戸でもすり抜けることができます。
網戸に大量に現れる虫とその対策
網戸に大量に現れる虫とその対策について詳しくご紹介いたします。
網戸に大量に現れる小さい虫の対策
網戸に大量に現れる小さい虫の対策には、以下の方法があります。
- 網戸の目を細かくする:
虫の種類によっては、網戸の網目をすり抜けて侵入することがあります。網目が細かい網戸に交換することで、小さい虫の侵入を防ぐことができます。 - 虫よけスプレーを使用する:
網戸に虫よけスプレーを吹きかけることで、虫が入り込む被害の対策になります。スプレーは定期的に網戸に吹きかけることが効果的です。 - 窓の開け閉めのコツを把握する:
窓の開け閉めのコツを把握し、簡単にできる虫よけ・虫対策を行うことが重要です。例えば、夜間は窓を開けずに、昼間に換気を行うことで、虫の侵入を減らすことができます。 - 駆除方法や予防方法を知る:
家に侵入してくる小さい虫の種類や駆除方法、予防方法について知ることが大切です。虫の種類に応じた対策を行うことで、効果的に虫を駆除・予防することができます。
これらの対策を行うことで、網戸に大量に現れる小さい虫の問題を解決することができます。また、虫の発生源を特定し、その原因を取り除くことも重要です。
ユスリカが網戸に大量に現れる場合の対策
ユスリカが網戸に大量に現れる場合の対策をご紹介いたします。
対策として以下の方法があります:
- 網戸に防虫スプレーをしておくことで、ユスリカが入り込む被害を防ぐことができます。
- 玄関に虫よけネットを設置することで、ユスリカが大量に止まることを防ぐことができます。
- 家の周辺の草刈りと水たまり除去を行うことで、ユスリカの発生源を減らすことができます。
- 窓をきちんと閉め、吸気口を塞ぐことで、ユスリカが侵入する隙間を減らすことができます。
- 換気扇を常時スイッチオンにすることで、ユスリカが侵入しにくくなります。
- 虫コナーズなどの殺虫剤を使用することで、ユスリカを駆除することができます。
これらの対策を実施することで、ユスリカが網戸に大量に現れる問題を軽減することができます。
外で大量発生する小さい虫への対策
外で大量発生する小さい虫への対策には、以下の方法があります。
- 殺虫剤の使用:
大量発生する時間帯に窓や扉を閉めて防虫スプレーを噴霧すると効果があります。 - 光の遮断:
部屋の光が外に漏れないようにすることや、玄関灯から紫外線を出さないようにすることも効果的です。 - ハエ取りリボン:
室内に侵入した場合や、キッチンなど殺虫剤が使いにくい場所では、ハエ取りリボンを吊り下げておくとよいでしょう。 - 扇風機の利用:
屋外に扇風機を置いて侵入する窓やドアに、横や下から風を送ると、例えばクロバネキノコバエは近寄れなくなります。 - 水や泥を溜めない:
ユスリカなどの虫が発生する原因となる水や泥を溜めないようにすることが重要です。 - 大量発生時の対応:
大量発生時には、自治体に相談することも検討してください。
これらの対策を実施することで、外で大量発生する小さい虫に対処することができます。
窓と網戸の虫対策
ここでは、効果的な窓と網戸の虫対策の方法や注意点について解説します。
すべり出し窓の網戸に対する虫対策
すべり出し窓の網戸に対する虫対策には、以下の方法があります。
- 網戸の隙間をチェック:
まずは網戸に隙間がないか確認しましょう。隙間がある場合、虫が入ってくる原因になります。 - 虫よけスプレー:
網戸に虫が寄り付かないような虫よけスプレーを定期的に吹きかけることで、虫の侵入を防ぐことができます。 - 網戸を叩く:
網戸を開閉する前に、軽く網を叩いて虫を網戸から剥がし、息で虫を飛ばすことが効果的です。 - 照明をLEDに変更:
照明をLEDにすることで、虫が寄り付きにくくなります。 - 網戸の網目を細かくする:
網戸の網目を細かいものに替えることで、小さい虫の侵入を防ぐことができます。
これらの対策を実施することで、すべり出し窓の網戸に対する虫対策ができます。
窓のサッシにいる白い小さい虫対策
窓のサッシにいる白い小さい虫の対策には以下の方法があります:
- 庭や玄関、窓のサッシを綺麗に掃除する:
虫が好む環境を減らすために、定期的に掃除を行いましょう。 - 除湿、防カビ対策をする:
湿気を減らし、カビの発生を防ぐことで、虫の餌となるカビを減らすことができます。 - プロの害虫駆除業者に依頼する:
駆除が難しい場合は、プロの害虫駆除業者に依頼して、家をチャタテムシから守ってもらいましょう。
これらの対策を行うことで、窓のサッシにいる白い小さい虫の発生を抑えることができます。定期的な掃除や除湿、防カビ対策を心がけることが重要です。
網戸に使用する虫除けの効果
ここでは網戸に使用する虫除け効果について詳しく解説します。
最強の網戸用虫除けの効果とは?
最強の網戸用虫除けの効果についてご紹介いたします。
- – 網戸用防虫ネット: 網目と薬剤のダブルの効果で虫を殺さず遠ざけることができます。網戸に練り込まれた薬剤のエトフェンプロックスが徐々に表面へ染み出すことで、虫が長時間留まることができなくなります。
- – 虫除けスプレー: ベランダに吊り下げるタイプに比べて、多くの害虫に対して効果を発揮するため、高い防虫効果を求めるなら虫除けスプレーが最強と言ってよいでしょう。例として、「虫よけバリアスプレー アミ戸窓ガラス 450ml(フマキラー)」がおすすめされています。
- – 虫よけバリア: 玄関やベランダの網戸など屋外では虫除けバリアが最強によく効きます。
これらの虫除け対策グッズを網戸や網戸近くのベランダに設置することで、効果的に虫を遠ざけることができます。また、網戸の隙間を無くして虫除けスプレーを使用することで、最強の対策が可能です。
効果なしだと感じた網戸用虫除けとは?
網戸用虫除けについて効果がないと感じられたものについては次のような口コミが見受けられました。
- 虫コナーズ 網戸用 虫除けスプレー:
この商品について、一部のレビューでは効果があると感じたものの、手応えが不十分だと感じたということです。 - 空間用虫よけ剤:
消費者庁が表示に根拠がないとして、空間用虫よけ剤を販売する4社に措置命令を出したことが報じられています。これにより、一部の消費者は蚊に対する効果があると思っていた商品が実際には効果がなかったと感じています。
効果のある網戸用虫除けを選ぶためには、対策したい虫の特徴を調べて、どのような対策が有効かを見極めることが重要です。
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ゴキブリと網戸について
ゴキブリが家に入ってくるのは嫌ですよね。網戸を右側にすることで、ゴキブリの侵入を防ぐことができると言われています。果たして本当なのでしょうか?
ゴキブリの侵入経路について気になる方もいるのではないでしょうか。実は、網戸の隙間からゴキブリが侵入することもあるのです。しかし、その対策方法も存在します。
網戸で虫を室内に入れない方法
なんで内側に入るの?網戸の外にいるのに、なぜ虫は窓の内側に入ろうとするのでしょうか。
そんな疑問を持ったことはありませんか?
網戸を設置していると、虫が入ってくることがありますよね。そんな悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。実は、網戸から虫が入らない方法があるんです!
網戸と虫よけの効果など
網戸に虫コナーズを貼ると、虫の侵入を防ぐことができますが、一体どの位置に貼るのが効果的なのでしょうか?
実は、虫コナーズを貼る位置によって効果が異なることをご存知でしょうか。
夏になると、網戸を使って虫を寄せ付けないようにする人も多いですよね。しかし、果たして網戸は本当に効果があるのでしょうか?